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グローバル賞受賞者2016 Maria Canyigueral&LanaTrotovšek:Finzi、Franck、Škerjanc、Granados

 

スペインのピアニスト、Maria Canyigueral、スロベニアのヴァイオリニスト、LanaTrotovšekは、Finzi、Franck、Škerjanc、Granadosの音楽CDで2016年のGlobal Music Awardsでゴールドディスク賞を受賞しています。

バルセロナのConservatorio del LiceuとロンドンのRoyal Academy of Londonで結成されたMaria Canyigueralは、ヨーロッパ全土のオーディトリアムやフェスティバルでソリストや室内楽グループとして活動してきました。

Lana Trotovsekはロンドンに本拠を置くスロベニアのヴァイオリニストである。彼女はヨーロッパとアメリカでソリストと室内楽のアンサンブルを演奏してきました。彼女が演奏した楽器はもともとPietro Antonio dalla Costa(Treviso、1750)が所有していました。

Global Award Winners Gold Disk 2016 !!

London Symphony Orchestra & Lana Torotovsek

松本裕香初CDリリース!!

松本裕香(vn)&松尾久美(Pf)「詩人の恋・ロマンス」

 

ヴァイオリンとピアノで弾いたシューマンの<詩人の恋>をメインに

シューマンとクララ・シューマンの<ロマンス>を収録するというユニークなコンセプトのアルバム。

松本裕香は東京芸術大学入学後に渡欧、英国王立音楽大学で学び

、ヴェルツブルグ音楽大学でさらに研鑽を積んだ人。ロンドンで協奏曲デビューし、ソロや室内楽で活躍しているという。松本はロンドンで<詩人の恋>を聴いて深い感銘を受けたということだが楽譜の演奏だったのだろう。それはともかく、ドイツ歌曲、とりわけシューマンではピアノがとくに重要な役割を担っている。ここでは松尾久美が担当。

やはり英国王立音楽大学で学んだ人で日本音楽コンクールのピアノ部門第2位の受賞歴をもつ。

松本のヴァイオリンは明るい音で、シューマンの<3つのロマンス>は歌を歌っているようなフレージングが個性的。当然ながら歌曲も同様。前述のようにピアノと歌の二重奏のようなところがある曲。興味深いのはドイツ語の歌詞が聴こえてくること。

※レコード芸術1月号 録音評:神崎一雄より抜粋

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